マドリードに「ごみホテル」登場、既に予約で満室

[マドリード 21日]

スペインの首都マドリードの広場に、一風変わった「ごみホテル」が登場した。
ドイツ出身のアーティスト、H.A. Shultさんが、ヨーロッパ各地のビーチに散乱するごみへの関心を呼び起こすために製作したという。

このホテル「コロナ・エクストラ・セーブ・ザ・ビーチ・ホテル」は、スペイン、イタリア、フランス、ベルギーの海岸などで拾ったリサイクルごみ12トンから成り、客室数は5室。
マドリードでは現在、観光業界の見本市が開催されており、ホテルが開業する4日間は既に予約客で満室だという。

ロイターの取材に対し、Shultさんは「海が世界最大のごみ捨て場になっていることを理解しなくてはならない」とコメント。
「人類は地球を借りているにすぎないのに、世界中をごみだらけにしてしまっている」と述べた。

Shultさんの活動は、ミック・ジャガーさんの娘ジェードさんやモデルのヘレナ・クリステンセンさんなど、著名人のサポートも受けている。


nice!(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。