禁煙法を施行したブータン、初の逮捕者は「僧侶」

[ティンプー 28日]

今月から厳しい禁煙法が施行されたブータンで、仏教の僧侶が初の逮捕者となり、禁錮5年の判決を言い渡される可能性があることが分かった。

地元紙クエンセルの28日の報道によると、僧侶はかみたばこ72パックを所持していたとして逮捕されており、違法にたばこを入手し使用した容疑がかけられている。

仏教の教義でたばこが悪いものだとされているブータンでは、2005年からたばこの販売が禁止されていたが、インドからの密輸が横行していた。
しかし新しい法律では、警察が家の中を捜査することが許されており、たばこを販売した人や、税関を通過した証明のない外国のたばこを所持している人は実刑判決を受ける可能性がある。

今回逮捕されたのは400年の歴史がある僧侶学校の24歳の生徒で、自分が使用するためにインドの国境の町でたばこを購入したと供述。地元メディアによると、新しい法律を知らなかったと説明しているという。


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